「仕事も家庭も忙しく、勉強時間が確保できない…」
「40代からでも間に合うのか?」
結論:時間の“量”ではなく“止まらない仕組み”が勝敗を分けます。
短期合格は「毎日3〜4時間」より、低エネルギーで継続できる型+アウトプット優先で実現可能です。
目次
合格に必要な時間を“再定義”する
- 一般的目安:800〜1,000時間
- 40代の現実解:机20〜30分/日+スキマ学習(耳&一問一答)で1.5〜2.5h相当
→ “夜に2時間”を前提にしない。朝・通勤・家事中で稼ぐ+夜は20分だけ。
ルール
- 夜は最大20分(疲労帯)。
- 机はアウトプット専用(過去問・記述・復習)。
- インプットは耳とアプリで済ませる。
短期合格の核:5つの戦略(低エネルギー版)
1) 過去問中心 “直近10年×3周”を分割で回す
- 1周目:選択肢ごとに根拠の条文や判例メモ(要点1行)
- 2周目:誤答のみ/翌朝に再挑戦
- 3周目:制限時間の8割で通し
切り替え基準(止まらないための合図)
講義視聴後、見出しとキーワードを3分で口頭説明できたら→即、過去問へ。
「理解が浅い」が普通。完璧を待たない。
2) インプット⇄アウトプットの“同時進行ループ”
- 朝:10〜15分の短尺講義(1.5〜2倍速)
- 通勤:範囲の一問一答(誤答のみ自動反復)
- 夜20分:過去問1セット+誤答の根拠1行(メモ用語はやさしく)
3) “ながら学習”の質を上げる小技
- 倍速:1.5〜2倍で集中維持
- 予測学習:「次に来る判例/結論」を先に口で言う
- 就寝直前:音声ではなく、当日誤答3問の解説だけ目で確認(1〜2分)
4) スケジュールは“コアタイム×緩衝”で折れない
- 家族コアタイム(例:20:00–21:00)は死守。勉強はその前後で調整
- 週1の予備枠(未消化タスクを流し込む)をカレンダーに常設
- 破綻しても翌朝に繰り越すだけ(罪悪感なし)
5) 模試の使い方は“量より復習密度”
- 本試験2か月前から2回でOK
- 目的:弱点の言語化(誤答の根拠が言えない=弱点)
40代・社会人の“可動”時間割(半年モデル)
| 時間帯 | 平日(例) | 休日(例) |
|---|---|---|
| 朝 6:00–6:20 | 短尺講義(2本) | 過去問(制限時間8割) |
| 通勤 | 一問一答(誤答のみ) | 模試復習メモ読み |
| 昼休み 10分 | 判例フレーズの音声 | 条文確認 |
| 夜 20分(上限) | 過去問5〜10問+誤答メモ1行 | 記述1問+自己採点 |
| 就寝前 2分 | 今日の誤答3問の解説を目で確認 | 同左 |
これで実質1.5〜2.5h/日(体力を使うのは夜20分だけ)。
科目配分(捨てる勇気)
- 行政法・民法に7割、他は足切り回避
- 一般知識は文章理解+出題頻出の安全領域に寄せる
完璧主義を捨てる基準:配点×到達難易度が低い場所は“最小攻略”。
講座は“止まらない機能”で選ぶ(価格より機能)
必須3点
- 短尺動画(10〜20分)+倍速
- オフライン再生(地下鉄OK)
- 自動反復(誤答が翌日・3日・7日に出題)
できれば
- 質問SLA(48hなど回答期限明示)
- 記述添削の返却期限(5営業日など)
迷ったら「地下鉄テスト」「翌朝テスト」で候補をふるいにかけましょう。
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体験談(読者モデル/第三者)
- Aさん(41・営業)
通勤往復90分を耳とアプリで固定。夜は20分だけ過去問。7か月で合格。 「“翌朝に誤答が自動で来る”から、とにかく止まらない」 - Bさん(45・事務/勉強苦手)
質問SLA48h+記述返却5営業日の講座へ。停滞が消え2年目合格。 「返答が早いので、夜20分の机時間が無駄にならない」
よくある詰まりの“即解除”テンプレ
- 20分で進まない → 科目チェンジ(1分)して再着手
- 質問の返事待ち → 保留タグを付けて次へ(SLAのある講座推奨)
- 連日崩れた → 週末の予備枠に流す/翌朝へノーペナルティ繰越
主要通信講座の“短期適性”早見(機能視点)
| 講座 | 価格帯 | 短尺/倍速 | オフライン | 自動反復 | 質問SLA | 記述返却 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スタディング | 5–7万 | ◎ | ○ | ◎ | - | - |
| フォーサイト | 8–12万 | ○ | ○ | ○ | -/△ | △ |
| アガルート | 15–30万 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
※具体仕様は年度・プランで異なるためご確認ください。価格ではなく“止まらない機能”で比較を。
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FAQ
Q. 平日に3〜4時間は無理です。
A. 問題ありません。机20分+スキマで合格ラインに届きます。夜は“出力だけ”。
Q. インプットが不安で過去問へ進めません。
A. 3分で見出しとキーワードを口頭説明できたら十分。不完全でOK、すぐ解き始めましょう。
Q. 模試は何回?
A. 2回で可。復習密度(誤答の根拠と言語化)のほうが得点に効きます。
まとめ:40代でも“短期合格”は十分可能
- 夜は最大20分、机は出力専用
- 短尺・オフライン・自動反復・SLAで“止まらない”を買う
- 過去問10年×3周を、耳とアプリで押し出す
👉 今日の一歩:候補講座で「地下鉄テスト」と「翌朝テスト」を実施。
通った講座だけ残し、今夜20分で過去問を解いて誤答の根拠を1行書いて終わり。
それで十分、合格へのギアは入ります。

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