行政書士 登録までの流れとは?合格後にやるべき手続きと費用を徹底解説【30代・40代向け】

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134 行政書士 登録までの流れとは?合格後にやるべき手続きと費用を徹底解説【30代・40代向け】

「やっと行政書士試験に合格した!でも、このあとどうすれば行政書士として活動できるの?」
そんな疑問を抱える方は多いはずです。特に30代・40代で挑戦した方の多くは、「資格をどう仕事に直結させるか」を強く意識しています。ここで押さえてほしいのは、合格しただけでは行政書士として業務はできないという事実。所属予定の都道府県の行政書士会に登録し、日本行政書士会連合会(以下、連合会)での登録決定を経て、行政書士証票とバッジの交付を受けるまでが必須のプロセスです。

本記事では、登録までの道のり必要書類と費用登録実務講習スケジュール感を、30代・40代の方がつまずきやすいポイントに絞ってわかりやすく解説します。面接審査が不安という声にも、実態対策をセットでお答えします。今日から動けるチェックリスト体験談も用意しました。


目次

登録しないと業務はできない:まずは全体像を把握

行政書士試験に合格=すぐ開業ではありません。登録完了してはじめて、行政書士を名乗り契約書作成許認可申請の代理などの業務に携われます。

登録の全体フロー(まずは俯瞰)

  1. 「登録手引書」を入手(都道府県の行政書士会サイトからPDF取得が最速)
  2. 必要書類の準備
  3. 所属予定の行政書士会へ申請
  4. 面接審査・書類審査(形式的な確認が中心。詳細は後述)
  5. 連合会で登録決定
  6. 行政書士証票・バッジ交付
    ここまで完了して、はじめて名乗れる・働けるようになります。

登録条件:合格以外に何が必要?

基本の登録条件

  • 行政書士試験に合格している
  • 成年被後見人・被保佐人ではない
  • 破産して復権を得ない者ではない
  • 禁錮以上の刑に処されていない
  • 行政書士法の欠格事由に該当しない

実務経験または登録実務講習が必須
行政書士業務の実務経験が2年以上あるか、登録実務講習を修了している必要があります。未経験なら登録実務講習の受講が最短ルートです。


必要書類:最初に「手引書」で仕様を必ず確認

行政書士会ごとに様式枚数写真サイズの指定が微妙に異なるため、まずは「登録手引書」で最新版を確認するのが鉄則です。

主な必要書類(代表例)

  • 行政書士登録申請書
  • 誓約書
  • 住民票(本籍記載あり)
  • 戸籍抄本
  • 履歴書(写真付き)
  • 行政書士試験合格証の写し
  • 登録実務講習修了証(未経験の方)
  • 写真(一般的に縦4cm×横3cm、枚数指定あり)
  • 収入印紙(登録手数料分)

ワンポイント

  • 住民票・戸籍抄本は発行から3か月以内など、有効期限に注意。
  • 写真の背景色枚数は手引書どおりに。撮り直しで足止めされるのはもったいないです。
  • 原本・写しの区別を間違えない(写しはコピーに「原本照合済み」の指定がある場合も)。

登録費用:地域差が大きい。目安と考え方

初期費用は地域差があります。次はあくまで目安です。最終金額は所属予定の都道府県行政書士会のサイトで必ず確認しましょう。

費用項目金額目安
行政書士会 入会金20万円前後
行政書士会 年会費5〜7万円程度
登録手数料(連合会)2.5万円
証票・バッジなど諸経費約2万円

合計のイメージ: 30〜35万円前後(+登録実務講習費用)。
30〜40代で転職や独立を検討している方は、生活費のバッファも含めて資金計画を作ると安心です。


登録実務講習:未経験者の最短の橋渡し

概要(代表的なケース)

  • 主催連合会が指定する教育機関
  • 期間約2か月(通信+スクーリング2日)
  • 費用約6万円
  • 内容行政書士業務の基礎・書類作成演習・模擬相談など

ポイント

  • 修了しないと登録できません。未経験の多くはこの講習を受講します。
  • 書類のを体で覚えられます。開業・転職の面接で「何を学んだか」を具体的に語れるのも利点。

面接審査は怖くない:実態と準備

よくある不安
「法律の口頭試問をされるのでは?」と身構える方が多いですが、通常は形式的な確認が中心です。例えば、欠格事由に該当しないか書類の内容に不備がないか業務開始後の心得など。

準備のコツ

  • 志望動機2〜3行で。
  • 開業or勤務予定の業務イメージ具体的に
  • A4サイズの見本資料(後述)を1枚携帯して、実務の準備度を見せる。

短い例文
「未経験ですが、建設業許可の進行表と必要書類のチェックリストを1枚にまとめました。入会後は許認可分野から始めます」


登録完了までの期間:3〜4か月が目安

標準的なスケジュール

  • 合格発表(1月) → 4月頃:登録完了
  • 秋合格(10月) → 翌年春:業務開始

時間が延びる要因

  • 住民票等の取り直し
  • 写真サイズや余白の不備
  • 登録実務講習の時期(スクーリング日程)

逆算して動くのがコツです。開業日や転職予定日から3〜4か月さかのぼり、手引書入手→書類準備→講習→申請の順で並べ替えましょう。


登録後にできること:業務の幅は想像以上

  • 許認可申請の代理(建設業、古物商、飲食店など)
  • 契約書・内容証明郵便の作成
  • 遺言書作成支援・相続関連書類の作成
  • 在留資格申請
  • 会社設立に関する書類作成

30代・40代の強みは、前職の経験×行政書士の専門性の掛け合わせ。不動産業界出身なら許認可・契約営業職出身なら相談対応に強みが活きます。


30代・40代が登録前に押さえるべき4点(要約)

  1. 費用は30万円+α:地域差が大。所属予定会のページで正確な金額を確認。
  2. 未経験者は登録実務講習が必須時期と日程を最優先で押さえる。
  3. 期間は3〜4か月逆算スケジュールでムダな待ちをなくす。
  4. 登録直後に収益化できるとは限らない生活費のバッファ並走戦略(副業・勤務)を準備。

今日から動ける:20分×7日の低負荷アクションプラン

Day1(20分)所属予定の都道府県行政書士会サイトで「登録手引書」PDFを保存
Day2(20分):必要書類を箇条書きで全部出す/入手先と有効期限をメモ
Day3(20分)住民票・戸籍抄本の取得計画(平日・土曜窓口)を決める
Day4(20分)登録実務講習の申込ページを確認/スクーリング日程をカレンダーへ
Day5(20分)A4見本資料を1つ作る(例:建設業許可の進行表
Day6(20分)履歴書の下書き+証明写真の予約
Day7(20分)行政書士会への問い合わせ文面を作成し、疑問点をまとめて送付

A4見本資料とは

  • 仕事でそのまま使える前提の1枚もの(チェックリスト/進行表/ヒアリングシート)。
  • 例:相続の初回ヒアリング票建設業許可の必要書類一覧在留資格更新の期限管理表
  • 面接・面談での即戦力アピールにも有効。「合格→実務化の準備」を証拠で見せるのが目的です。

体験談

体験談①:40代男性・営業職 → 登録後6か月で初受任
登録実務講習で“型”を覚えたのが大きかったです。申請書作成のA4チェックリストを自作し、知人の建設会社に無料で進行を説明。のちに顧問契約(月3万円)に発展。登録費用は10か月で回収できました。」

体験談②:30代女性・事務職 → 行政書士法人で勤務開始
登録前に相続のヒアリング票を作り、面接で『初回面談はこの順で聞きます』2分で説明。未経験でも採用につながりました。年収は320→380万円夜20分の復習を続け、半年で担当案件を1人で回せるように。」

体験談③:40代男性・不動産業 → 許認可特化で独立準備中
登録手引書を最初に読み切るのが重要。書類の期限切れで2週間ロスしました。今は建設業許可の進行表1社ごとにカスタマイズし、小さな売上(単発5万円)から積み上げ中です。」


よくある質問(FAQ)

Q1. 面接審査が不安です。法律の口頭試問はありますか?
A. 一般的には形式的な確認が中心です。欠格事由や今後の進め方を確認されます。志望動機を2〜3行A4見本資料を1枚用意すれば十分落ち着いて臨めます。

Q2. いくらお金を用意すれば安全ですか?
A. 登録費用30〜35万円+生活費2〜3か月分の余裕資金が目安。地域差があるため、所属予定会の金額を必ず確認してください。

Q3. いつ登録すればよいですか?
A. 目標の業務開始日から逆算して3〜4か月前に動くのが安全。登録実務講習のスクーリング枠が埋まることがあるので、ここを最優先で確保。

Q4. 未経験で独立して大丈夫?
A. 最初は「勤務+副業」でテストするのがおすすめ。月1件の小さな受任から始め、進行表・チェックリストの精度を上げていきましょう。


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まとめ:「手引書→講習→申請→登録」を、逆算で一気に進めよう

  • 合格の次は登録。ここまでがスタートラインです。
  • 費用と期間を把握し、地域差は所属予定会の公式情報で確認
  • 登録実務講習を最優先で押さえ、A4見本資料実務化の準備証拠で見せる
  • 30〜40代の強み(社会人経験)を活かし、勤務+副業小さな受任から堅実に前進。

今日の20分でやること

  1. 所属予定の行政書士会サイトから「登録手引書」を保存
  2. 必要書類の一覧を書き出し、入手先/期限をメモ
  3. 登録実務講習の日程をカレンダーに入れる

ここまでできれば、もう前に進んでいます。登録は人生の新しいスタート無理なく、確実に歩を進めていきましょう。

社会人の行政書士試験の勉強法はこちらの記事をご覧ください。

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