「行政書士に挑戦したいけど、どの通信講座が良いの?」
仕事・家庭と両立する30〜40代にとって、講座選びは合否を左右する“最初の重要な決断”です。価格や広告だけで決めると、
- 高いのに使い切れない
- 自分の学び方に合わず挫折する
- 合格が遠回りになる
…といった失敗に直結します。
ここでは初心者が陥りがちな5つのミスと、忙しい社会人でも続く講座の見抜き方を、実例&体験談つきで解説します。
目次
ミス1:価格だけで選ぶ(安い=得、高い=安心 は錯覚)
よくある失敗
- 格安:動画は長尺・編集少なめ、質問不可に近く実質“独学+動画”で挫折。
- 高額:1対1サポート豊富だが多忙で活用できず“宝の持ち腐れ”。
正しい見抜き方(時間コストも含めた“投資”判断)
- 総学習コスト=受講料+(勉強年数×機会損失)で考える。
例)5万円の講座で3年より、10万円で1年合格の方がトータルは安い。 - 価格は「必要機能の有無」で比較(後述の機能チェックリスト参照)。
ミス2:自分の学習スタイルを無視(合う講座でも“合う学び方”でなければ続かない)
タイプ例
- 映像で理解が進む=動画中心型
- 文字で覚えたい=テキスト中心型
- 添削や指導で引っ張ってほしい=添削・個別指導型
忙しい社会人の現実に合う“具体機能”
- 動画の最小単位10〜15分:通勤・スキマに合わせやすい
- 2倍速・音声DL・オフライン再生:移動中にデータ気にせず復習
- 講義レジュメPDF・要点スライド:短時間で要点を拾える
体験談A(39歳・営業・合格)
「90分講義は3日連続で中断→気持ちが折れかけました。15分×6本に分かれている講座に乗り換え、昼休み1本、帰り1本…で毎日“進んでる感”が出て継続できました。」
ミス3:合格実績を鵜呑みにする(数字には“見せ方”がある)
広告の落とし穴
- 「合格率○%」=“最後まで受講した人だけ”が母数
- 「短期合格多数」=もともと学力が高い層の声が中心
代わりに見るべき“質の指標”
- 質問回答のSLA(いつまでに回答してくれるか。24〜48時間以内 など)
- 添削の回数・質(記述式の“模範テンプレ”に基づく採点か)
- 科目の深さ(行政法・民法の“判例の理由づけ”まで踏み込むか)
- 法改正フォロー(無料補講/差替えテキストの提供有無)
ミス4:サポート体制を軽視(40代は“疑問を早く解く仕組み”が命)
確認ポイント
- 質問:回数制限/返信速度/質問箱の使い勝手
- 添削:記述式の添削有無/回数/返却までの日数
- 学習管理:進捗ダッシュボード/学習計画の自動提案
- 復習支援:間隔反復(1-3-7日)を促すリマインド機能の有無
体験談B(45歳・管理職・合格)
「返信“最短当日”の講座にしたら、引っかかった所を翌日には解消。仕事の波があっても、週末に“疑問貯金”をリセットでき、失速しませんでした。」
ミス5:最新版対応を“表記だけ”で信じる(更新の実態が大事)
注意点
- 「最新版対応」でも、補講がPDF配布のみで講義は旧版のまま…はある。
- 行政書士は法改正の影響が大きい科目(民法/行政手続・不服・訴訟)。
合格に直結する質問リスト
- 改正は“動画講義”も差し替えますか?
- 追加テキストは無料送付?PDFのみ?
- 過去問の選択肢も改正後に差し替え済み?
忙しい30〜40代のための「絶対に外せない講座機能」チェックリスト
① 学習の時短・継続
- □ 動画10〜15分単位/2倍速
- □ 音声DL/オフライン再生
- □ スマホ完結(レジュメ閲覧・小テスト)
② 記憶の定着
- □ 1-3-7日で復習通知(間隔反復)
- □ 一問一答・小クイズの自動出題
- □ 苦手だけを出し直すスパイラル機能
③ 記述式の伸びしろ
- □ 60字テンプレ(論点→結論→理由)の明示
- □ 添削回数の明記(最低○回)
- □ 返却SLA(○営業日以内)
④ サポート&改正
- □ 質問SLA(○時間以内)
- □ 法改正:講義差替え+無料補講+改訂テキスト
- □ 進捗ダッシュボード(“何を、いつまでに”が見える)
迷ったらここを比較(目的別・講座の見方)
| 目的 | 見るべき項目 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| とにかく続けたい | 動画最小単位・復習リマインド | 10〜15分/1-3-7日通知あり |
| 記述を武器にしたい | 記述テンプレ&添削 | テンプレ公開+10回前後の添削 |
| スキマ学習を極めたい | 音声DL・オフライン・アプリ | 全対応/アプリで小テスト可 |
| 早く受かりたい | 質問SLA・法改正対応 | 24〜48h内回答/改正の動画差替え |
体験談C(41歳・SE・短期合格)
「“質問48時間以内”と“15分講義”で3ヶ月遅れから追い上げ。土日は記述添削をまとめて出し、“返却→修正→再提出”のリズムで点が伸びました。」
比較の流れ(最短5ステップ)
- 無料体験で実際の講義1本を通しで視聴(テンポが合うか)
- 動画の最小単位を確認(15分前後か)
- 記述テンプレ+添削のサンプルを取り寄せ
- 質問SLA/法改正対応を“メールで”質問(回答の早さもチェック)
- 価格は最後。機能が足りている候補同士で比較
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まとめ:講座は「安さ」ではなく「続けられる仕組み」で選ぶ
- 価格は最後。まずは動画15分/質問SLA/記述添削/法改正フォローを確認
- 30〜40代は“続ける仕組み”が合否を分ける
- 合格実績の数字より、自分の生活にハマる機能を選ぶ
👉 今すぐ2〜3校に無料体験を申し込み、上のチェックリストで比較しましょう。
「毎日15分、積み上げられるか」が、最短合格のいちばんの近道です。

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