なぜ今、iDeCoが注目されているのか?
老後資金2,000万円問題が話題になってから、自分で資産をつくる必要性 がますます高まっています。
そのなかで、国が用意した最強の節税制度と呼ばれるのが iDeCo(個人型確定拠出年金)。
掛金が全額所得控除になり、運用益は非課税、さらに受け取るときも税制優遇があります。
特に30代・40代はまだ運用期間が10〜25年以上残されており、老後資金づくりのラストチャンス世代 といえます。
とはいえ、iDeCoには数多くの投資信託がラインナップされており、
「結局どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。
そこで今回は、
✅ iDeCoでおすすめの投資信託ランキング(2025年最新版)
✅ 30代・40代が資産形成で選ぶべきファンドの特徴
✅ 筆者の体験談を交えた運用のヒント
を徹底解説します。
👉 iDeCoを始めるならこちらが定番:
iDeCoで買うべきおすすめ投資信託ランキング【2025年最新版】
第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 信託報酬:年率0.1133%程度
- 投資対象:MSCI ACWI(全世界)
- おすすめ度:★★★★★
おすすめ理由
- 世界中の株式にこれ1本で分散できる
- 日本・米国・欧州・新興国までカバー
- iDeCoで老後まで長期運用するのに最適
👉 「迷ったらオルカン」 が鉄板。

オルカンにしておけば、基本的には購入して放置でOKです。
第2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 信託報酬:年率0.09372%程度
- 投資対象:S&P500指数(米国主要500社)
- おすすめ度:★★★★★
おすすめ理由
- 長期リターンが世界トップクラスの米国株
- 過去30年の株価上昇率は圧倒的
- 手数料が格安で、実績も十分
👉 成長性を重視するならS&P500。



ここ数年のS&P500のリターンはすごいです。
第3位:SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)
- 信託報酬:年率0.1102%程度
- 投資対象:全世界株式(先進国+新興国)
- おすすめ度:★★★★☆
おすすめ理由
- 実質的に「VT(全世界ETF)」に投資できるファンド
- 低コストで分散性も高い
- SBI証券ユーザーに特に人気
👉 全世界に幅広く投資したい人におすすめ。
第4位:たわらノーロード先進国株式
- 信託報酬:年率0.1023%程度
- 投資対象:MSCIコクサイ(日本を除く先進国22か国)
- おすすめ度:★★★★☆
おすすめ理由
- 実績が長く、安定した運用実績
- 日本を除く先進国に絞るシンプル戦略
- 老舗ブランドで安心感がある
👉 「先進国メインで投資したい人」に最適。
第5位:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- 信託報酬:年率0.162%程度
- 投資対象:米国全体(VTI)
- おすすめ度:★★★★☆
おすすめ理由
- 米国株約4,000銘柄に分散投資
- S&P500よりもさらに幅広い投資が可能
- 楽天証券のiDeCo利用者に人気
👉 米国市場全体に投資したい人にぴったり。
30代・40代がiDeCoで投資信託を選ぶポイント
✅ 1. 長期運用が前提
iDeCoは60歳まで引き出せないため、必然的に長期投資になります。
→ 短期の値動きよりも「低コストで成長性のあるファンド」を選ぶべき。
✅ 2. 手数料の安さを重視
- 信託報酬が0.1%違うだけで、20年後には数十万円の差
- 0.1%以下が理想
✅ 3. 分散投資でリスクを抑える
- 米国集中なら「S&P500」
- リスク分散なら「オールカントリー」
- 投資経験が浅い方は「全世界型」が安心
30代・40代別:iDeCoの活用戦略
30代:積極的に攻める
- 老後まで約30年 → 長期投資の恩恵が大きい
- 米国株式 or 全世界株式に集中投資がベスト
👉 月2万円を30年間積立(年利5%想定)
→ 元本720万円 → 約1,500万円に成長
40代:守りと攻めのバランス
- 老後まで20年前後 → リスク調整が必要
- 株式7割+債券3割 の組み合わせが安心
- リスクをとって増やした胃という方は、引き続き米国株式 or 全世界株式に集中投資でOK
👉 月3万円を20年間積立(株式2万+債券1万/年利4%想定)
→ 元本720万円 → 約1,080万円に成長
筆者の体験談:私のiDeCo運用スタイル
私は現在40代で、iDeCoを10年以上運用しています。
- メイン:eMAXIS Slim 全世界株式(安心の分散)
- サブ:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(成長性狙い)
米国株式と全世界株式に集中投資しています。
こうすることで、
「世界分散の安定性」と「米国株の成長力」 をバランスよく取り込めています。
ただ、両方ともeMAXIS Slim 全世界株式でもいいと思います。



eMAXIS Slim 全世界株式かeMAXIS Slim 米国株式かは、どちらでもいいです。
もし迷って決められないという方は、eMAXIS Slim 全世界株式にしておけば間違いありません。
👉 iDeCoでは「守り」と「攻め」を両立することが重要です。
証券会社別:iDeCoのおすすめ口座
iDeCoを始めるには証券会社で専用口座を開設する必要があります。
1. SBI証券
- 取扱ファンド数が業界トップクラス
- オリジナルプラン・セレクトプランが選べる
- 特に低コスト投資信託が豊富
👉 投資信託の選択肢を広げたいならSBI証券。
2. 楽天証券
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 投資初心者にやさしいUI
- 楽天経済圏ユーザーと相性抜群
👉 楽天カードや楽天銀行を使っている方におすすめ。
まとめ:iDeCoでは「低コストの株式インデックス」が正解
- 長期投資が前提のiDeCoは、低コスト・分散投資のインデックスファンドが鉄板
- 30代・40代は残り運用期間が10〜25年あり、十分に資産形成が可能
- 迷ったら 「オールカントリー」or「S&P500」 でOK
👉 iDeCoを始めるなら、まずは証券口座を開設しましょう。
公式サイト:
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