40代・50代でも行政書士試験に合格できる!年齢を味方にする3つの戦略

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12 40代・50代でも行政書士試験に合格できる!年齢を味方にする3つの戦略

「若い人のほうが有利?」——違います。
40–50代は経験=理解力計画性=継続力で勝てます。必要なのは“根性”ではなく数値で設計された戦略です。

目次

行政書士試験の概要(超速おさらい)

  • 合格ライン:300点中180点(6割)+科目足切り
  • 主科目:憲法/行政法/民法/商・会社/一般知識
  • 合格率:例年10%前後

🎯 まずは「どこで取るか」を数値で決める(年齢を活かす冷静設計)

科目満点の目安最短ターゲット戦略
行政法11280最優先:手続→救済(不服申立・取消訴訟・執行停止)を一本線で理解
民法7650次点:要件→効果で条文を口頭化(錯誤/相殺/解除/時効)
一般知識5624–28足切り死守:文章理解3/3+個人情報保護3/4を先に固める
憲法5620–30取りこぼし防止(深追いしない)
商・会社2810–15低投資で拾う。難問は切る
合計180+合格点を最短で超える配点設計

捨てる基準(時間のムダを断つルール)

  • 憲法/商・会社:過去5年で正答率40%未満のテーマには手を出さない
  • 一般知識の政治経済:時事冊子のみ(新聞の精読はしない)

体験談(49歳・メーカー)
「“行80・民50・一般24”を手帳に貼ったら、勉強の迷いが消えた。憲法の深追いを切って、週3時間浮きました。」


年齢を味方にする3つの戦略

戦略1|“理解力”で勝つ:記憶を技術で固定する

40–50代は暗記より理解が速い。そこで「理解→即アウトプット」で定着率を上げます。

記憶定着のプロトコル(30秒×3回転)

  1. インプット直後30秒:条文を要件→効果で口頭要約
  2. 昼に30秒:同テーマを一問一答アプリで再生
  3. 夜に60字設問要求+要件名詞2–3+結論で短文化(記述テンプレ)

体験談(52歳・総務)
「“朝口頭→昼アプリ→夜60字”にしたら、忘れづらい。週末の模試でも再現できました。」

社会経験を“理解”に変えるコツ

  • 民法:ローン・賃貸・相続など自分の経験に当てはめる
  • 行政法:手続→救済の業務フローに“職場の手続”を重ねる
  • 一般知識:記事は読まず、文章理解の根拠探しに集中

戦略2|“時間を買い、守る”:週10–15時間を確実に生み出す設計

時間創出の具体アクション

  • 家族と学習契約:朝6:00–6:40は勉強、夜は家族時間に“交換”
  • 外部化:食材宅配/ロボ掃除/週1家事代行/定期便
  • 会社調整:繁忙期2週前から残業の前倒し/昼休み15分を固定学習

1日の型(合計110分・無理なく回す)

  • 朝40分:行政法または民法の新規(思考系は朝)
  • 通勤30分:耳学習(予習用途
  • 夜40分危険知識(=迷って正解した問題)を60字で再言語化

週のリスク管理

  • 週末に2時間のバッファ(時間的な余裕)を必ず確保
  • 予定未達はこのバッファで回収(直前期のバッファは死守

体験談(46歳・2児の父)
「“朝固定+家族合意+家事外注”で、週12時間を安定確保。メンタルの消耗が激減しました。」


戦略3|“最小投資・最大回収”:ハイブリッド学習

独学ですでに学習を進めている方は、通信講座は全部見るのではなく、時間を買うピンポイント投資が正解。

ハイブリッドの使い方(最短設計)

  • 普段:独学(基本書1冊+過去問+一問一答アプリ)
  • 直前2か月:記述添削のみ課金模試で調整
  • 改正対応:法改正レジュメだけ取得(講義は見ない)
3点セット縛り(独学の増殖防止ルール)
  1. 基本書1冊 
  2. 過去問1冊(直近10年) 
  3. 一問一答アプリ1つ

体験談(50歳・経理)
「独学で伸び悩み→記述添削だけ申込。最小コストで一番伸びる所に投資できました。」

これから学習をスタートする方は、最初から通信講座を受講するのが、最もコスパがいいですよ。


実践テンプレ|これだけやればブレない

過去問“3周”の役割分担

周回目的実際にやること
1周目論点の地図作り設問に論点名を1語メモ
2周目条文接続各誤肢に条文番号を書き込む
3周目説明力全肢の正誤理由を口頭で言う

危険知識(正解したが根拠が曖昧)は誤答より優先で潰す → 翌朝60字で再言語化。

記述“60字テンプレ”

  • 「設問要求」+「要件名詞2–3」+「結論」
  • 例:取消訴訟の適法性
    →「取消可否は処分性・原告適格・出訴期間で判断。本件は○○で適法。」

模試“72時間ループ”

  • 当日:誤答(赤)/迷い正解(青)マーキング
  • +24h:60字再言語化
  • +72h:同テーマを再テスト(口頭OK)

1年ロードマップ(達成基準つき)

重点KPI(達成ライン)
1–3か月行政法→民法の骨格民法100条文を30秒で口頭化=70本以上
4–6か月過去問1周+危険知識抽出危険知識50件可視化/条文番号メモ100%
7–9か月過去問2周+記述記述の骨組み作成2分以内/模試160点
10–11か月仕上げ模試180点/危険知識10件以下

体験談(45歳・二度目の挑戦)
「“KPIがある”から、立ち止まらない。合格までの道が可視化されます。」


よくある失敗 → 今すぐの回避策

  • 教材を増やす3点セット縛りに戻す
  • 記述を後回し → 朝15分だけ60字テンプレ固定
  • 政治経済に沼る時事冊子のみに限定

まとめ|年齢はハンデではなく“装備”です

  • 行80+民50+一般24で合格点180を最短突破
  • 30秒口頭→一問一答→60字の三段回転で記憶を固定
  • 家族契約/外部化/ハイブリッド投資で週10–15時間を“確実に空ける”
👉 今日やる3つ
  1. 手帳にターゲット(行80・民50・一般24)を書く
  2. 朝6:00–6:40の学習を家族に宣言
  3. 過去問1年分を解き、迷って正解した問題に★を付ける

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