「40代からでも間に合うの?」——間に合います。
コツは、【量より“質”】と【“捨てる”決断】、そして【続く仕組み】です。ここでは実際の時間配分・週次メニュー・体験談まで、すぐ真似できる形でまとめました。
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目次
まず結論:時間の“目安”と“勝ち筋”
合格の目安時間
| 学習タイプ | 必要時間 | 向き/特徴 |
|---|---|---|
| 独学 | 1,000〜1,200h | 情報収集〜設計を自分でやる前提 |
| 通信講座 | 800〜1,000h | 40代はこれが最短コース |
| 予備校通学 | 600〜800h | 時間を確保できる人向け |
ポイント:40代は「可処分時間が少ない&記憶が抜けやすい」。だから通信講座+短尺動画+添削で“質”を上げて800〜1,000hに圧縮するのが現実的。
時間を半分に感じさせる“40代仕様”の学習設計
① 何を“やる/捨てる”かを先に決める(最重要)
- やる:行政法・民法に時間の7割
行政事件訴訟法/不服審査法/手続法の数字・要件・例外をカード化。
民法は要件→効果で事例を解く型を固定。 - 浅く:商法・会社法=頻出条文だけ(足切り回避を目的化)
- 一般知識=文章理解+情報法。時事は深追いしない
捨てリストを手帳の1ページ目に貼ると迷いが消えます。
② 記憶は短尺×分割×反復で固める
- 10〜15分動画を1コマとして視聴(移動や家事で回る)
- 分割学習:15分×3回/日(朝・昼・夜)
- 1-3-7日復習法:学んだ日+翌日/3日後/7日後に必ず再接触
- 音読+書き取りで“期間・数字・要件”を体に入れる
③ “ゼロの日を作らない”設計
- 仕事や家庭で崩れても、最低15分だけは死守(耳学習でもOK)
- 週末に週次リセット(2h):弱点棚卸し・翌週のコマ割り
モデル期間と“1日あたり”の現実
| 目標期間 | 週あたり学習 | 1日平均(週5日) | おすすめ対象 |
|---|---|---|---|
| 6ヶ月短期 | 35〜40h | 2.0〜2.5h+週末長時間 | 法律経験あり/超集中型 |
| 12ヶ月標準 | 16〜20h | 1.0〜1.5h+週末3〜4h | 最多 |
| 18ヶ月ゆとり | 10〜12h | 45〜60分+週末2〜3h | 初学/多忙 |
今日から残り日数×1日平均で逆算し、週次の“何を捨てるか”を毎週決めるのがコツ。
平日・休日の“リアル”タイムテーブル(例)
平日(会社員)
- 06:15–06:35 行政法カード音読(15–20分)
- 通勤(往復) 音声講義2コマ(短尺×2)
- 21:30–22:15 過去問(肢別20問)+1-3-7復習チェック
休日
- 午前(90分×2) 模試or演習→復習/記述60字×2
- 夜(30分) 弱点メモ→翌週の捨てリスト更新
ルールは1つ:ゼロの日を作らない。耳だけでもOK。
週次メニューの型(12ヶ月版)
- 月:行政法インプット(短尺×4)→肢別演習30問
- 火:民法インプット(短尺×4)→事例10問
- 水:行政法数字&要件カード音読+書き
- 木:一般知識(文章理解・情報法)15分×2
- 金:記述60字×1(論点→結論→根拠)添削待ち回し
- 土:科目横断演習100問→復習
- 日:模試(隔週)→弱点ノート→捨てリスト更新
記述は最初から並行が合格者の共通点。添削は返却が速い講座を選ぶと回転が止まらない。
合格者のリアル(体験談)
- 47歳・会社員(合格まで1年)
「短尺×分割にしてから“続く”。夜が潰れても15分耳学習でゼロ回避。行政法の数字カードを1-3-7で回したのが効きました。」 - 42歳・主婦(1年半)
「記述は最初から。60字テンプレ(論点→結論→根拠)で毎日1問。添削SLA48hの講座にして正解、回転が止まりませんでした。」 - 49歳・転職希望(2年)
「商法は頻出だけに絞り、一般知識は文章理解+情報法に集中。最後は模試3回で時間配分を固めました。」
“時間を圧縮する”チェックリスト(講座選び編)
- 短尺動画(10〜15分)で全範囲が分割されている
- 質問SLA(例:48時間以内回答)が明記
- 記述添削の回数・返却速度(例:5営業日以内)
- 法改正フォロー(無料補講/改訂PDF)
- オフライン再生(通勤でギガ消費なし)
- 1-3-7復習を支援するリマインド機能あり
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科目別“捨て/やる”早見表
| 科目 | やる(深く) | 捨て/浅く(理由) |
|---|---|---|
| 行政法 | 手続・不服・事件訴訟の数字・要件・例外 | 周辺トピックの細部深追い |
| 民法 | 要件→効果の型で事例演習 | マニアック論点の細部 |
| 商法・会社法 | 頻出条文と用語だけ | 体系学習の走破 |
| 一般知識 | 文章理解/情報法 | 時事の過度な深掘り |
模試と過去問の回し方
- 過去問:10年×3周(周回ごとに**“間違いノート”**を圧縮)
- 模試:本番2ヶ月前から月2本→本番1ヶ月前は毎週
- KPI:
- 択一:70%安定
- 記述:テンプレ通り60字で欠点なし
- 行政法の数字正答率9割目標
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よくある失敗 → こう直す
- 毎日2hの理想で自滅 → 15分×3回の“最低ライン”に置き換え
- 記述を後回し → 最初から1日1問(60字テンプレ)
- 全部やろうとして燃え尽き → 捨てリストを週次更新
社会人でも続けられる通信講座4選
🎓 アガルート行政書士講座
合格率全国平均の4.5倍。短時間学習に特化した社会人向け講座。
💡 フォーサイト行政書士講座
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👉 資格スクエア
講義が分かりやすくAIサポートが充実。
📱 スタディング行政書士
通勤時間にスマホ1本で完結。働きながら学ぶ人に最適。
まとめ|40代は「何をしないか」で時間が生まれる
- 行政法・民法に7割投下/商法・時事は浅く
- 短尺×分割×1-3-7反復で記憶を定着
- 記述は最初から毎日60字
- ゼロの日を作らない(最低15分)
- 週次で捨てリスト更新 → 勉強が軽くなる
👉 今日やる3つ:
- 過去問肢別20問(行政法)
- 記述60字×1(論点→結論→根拠)
- 捨てリストを手帳の一番前に貼る





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