【3回目で合格】失敗から学んだ逆転ストーリー|40代会社員のやり直し戦略(体験談つき)

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67 【3回目で合格】失敗から学んだ合格者の逆転ストーリー

—2年連続で不合格通知。封筒を開ける手が震えた。
「もう向いてないのかもしれない」
家族の前では平気な顔をしたけれど、夜になると布団の中でため息が出た。
それでも、3回目の出願ボタンを押した日、心の中でひとつ決めた。
“量を増やすんじゃなく、やり方を変える”。

このページは、次のどれかに当てはまる人に向けて書きました。

  • 2回以上落ちて、もう諦めかけている
  • 勉強しているのに点が伸びない理由が分からない
  • 家庭・仕事と両立しながら最短ルートで合格したい
  • 通信講座を使っている(または検討中)だが、どう活用すれば逆転できるか知りたい

目次

体験者プロフィール(Aさん・41歳・会社員)

  • 法律初学者/小学生の子どもあり
  • 1年目:独学(合計約450時間)→ 不合格
  • 2年目:市販過去問中心(約620時間)→ 不合格
  • 3年目:やり方を全面見直し(約980時間)→ 合格点 232 点

Aさんの一言
「3年目にやったのは“勉強を足す”じゃなく、“ムダを消して型にはめる”ことでした。」


なぜ最初の2回は落ちたのか(原因を“生活レベル”で分解)

表面的な原因本当の根っこありがちな失敗の動き
過去問中心で理解不足復習のタイミングが遅い(覚える前に忘れていた)週末まとめ復習→平日は白紙に戻る
記述式を軽視毎日書く仕組みがない週末にまとめて長文→継続できず挫折
模試の不足復習の比率が低い受けっぱなし→次へ進んで同じミス
生活に埋もれるゼロの日が多い残業・家事で“今日はいいか”が連続

結論:負け筋は「時間が少ない」ことではなく、反復の遅さ/書かない/受けっぱなし/ゼロの日
ここを仕組みで潰すのが3回目のテーマでした。


逆転の核:3つの決めごと(これだけ守ればブレない)

  1. “捨てる”を先に決める
  • 行政法・民法に時間の7割
  • 商法・会社法は足切り回避レベル(頻出論点だけ/深追いしない)
  • 一般知識(時事)は広く浅く+文章理解で底上げ
  1. 忘れにくくする“反復の型”を固定
  • 翌日・3日・7日の短い復習(各10〜15分)を自動リマインド
  • 60字テンプレ(「論点→結論→根拠」)で毎日1問だけ書く
  • 誤答はスクショ+一行理由だけ残す(ノート作りに時間を使わない)
  1. 模試は“8割が復習”
  • 模試は本番同様に受験 → 翌日に2時間かけて復習
  • 間違いを翌日・3日・7日の復習キューに即登録

3回目の学習スケジュール(数字まで真似できるように)

平日(合計 約3時間)

  • 朝 5:30–6:15(45分):講義動画(10〜15分×3本)/条文音読
  • 通勤 往復(60分):一問一答アプリ 100問
  • 夜 21:00–22:00(60分):過去問 20問+記述 1問(60字)
  • 寝る前 5分翌日・3日・7日復習カードをチェック

休日(合計 5〜6時間)

  • 午前:模試 2時間
  • 午後:模試復習 2時間+苦手補強 1時間
  • 夕方:記述 2問(各 60字/時間測定)

KPI(毎週の目安)
択一 700〜800問/記述 7〜10問/模試 or 総合演習 1回


通信講座は“機能”で使い分ける(課題対応マップ)

ポイント:講座の「良さ」ではなく、自分の課題に合う機能から逆算。

課題使った機能具体的な使い方
反復の遅さ短い動画の分割+オフライン再生10〜15分で区切られた講義を朝3本。地下鉄でも視聴可
記述が弱い記述の添削(回数確保)週2通提出→2〜3日で返却。指摘語を60字テンプレに反映
復習が続かないAI復習/誤答自動出題通勤は“誤答のみ”を自動で出す設定に固定
疑問の放置質問の回答期限(SLA)明記48〜72時間で回答の講座を選び、疑問を溜めない

Aさんは、スマホ特化の講座で朝と通勤を回し添削が手厚い講座で記述だけ集中という“二刀流”。教材はメイン1+補助1に固定し、迷いを断ちました。


記述は“60字テンプレ”で毎日回す(サンプルつき)

型:〔論点〕→〔結論〕→〔根拠キーワード〕(合計60字前後)

例(行政法)

  • 論点:処分性
  • 結論:本件通知は法律上の効果を直接定めず処分に当たらない
  • 根拠:行政事件訴訟法3条2項/判例の基準

「本件通知は、法的効果を直接定めないため『処分』に当たらない(行訴法3条2)」(58字)

毎日のルール
  • 1日1問5分以内語を落とさないことに全振り
  • 返却コメントの**“拾うべき語”をチェック表**に追加

模試の使い方(受けっぱなし禁止)

  1. 本番と同じ時間割で受ける(昼食・トイレも同条件)
  2. 翌日に2時間かけて復習(間違いの“原因タグ”を付ける)
    • 読み違い/知識不足/ケアレスミス/時間配分
  3. “知識不足”だけを翌日・3日・7日復習へ登録
  4. 時間配分の練習:最初の30分で“拾える問題を全部拾う”訓練

2年目と3年目の違い(ビフォー/アフターで一目)

項目2年目(落ちた年)3年目(受かった年)
復習週末まとめて長時間翌日・3日・7日で短く回転
記述週末に2〜3問毎日1問/60字を5分で
模試1回・復習薄い2〜3回・復習が本体(翌日2時間)
科目配分まんべんなく行政法・民法に7割
講座動画を見るだけ短尺+オフライン/添削/AI復習を使い切る
ゼロの日週2〜3日15分ルールでゼロを作らない

メンタルと家族対応(ここが続ける要)

  • “15分ルール”:どんな日も15分だけ触る(やめなければ戻れる)
  • 学習予定を家族のカレンダーに共有(夜21〜22時は“勉強”)
  • 落ちた日のルーチン:30分だけ歩く→温かい飲み物→早寝(立て直しが早い)

1週間スタータープラン(そのまま実行OK)

1週間スタータープラン

Day1:講座の無料体験登録/動画のオフライン設定/カレンダーに夜1時間を7連続でブロック

Day2:行政法の短尺動画 3本 → 一問一答 50問

Day3:民法の短尺動画 3本 → 一問一答 50問

Day460字テンプレ暗記→記述1問(5分)

Day5:過去問(行政法)30問/誤答スクショ+一行理由

Day6:過去問(民法)30問/翌日・3日・7日キューに登録

Day7:自宅ミニ模試(60分)→ 翌日2時間復習を予約


よくある質問(FAQ)

Q. 2回落ちた。諦めるべき?
A. 諦めなくて大丈夫。**やることは“量”ではなく“型の導入”**です。翌日・3日・7日復習、毎日60字、模試復習8割。まずここから。

Q. 何時間やればいい?
A. 目安は800〜1,000時間。不安なら1,000時間を見込み、行政法・民法に7割を固定してください。

Q. 講座はどれ?
A. 短尺動画/オフライン再生/AI復習/記述添削/質問回答期限の5点で選ぶと外しにくいです。


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まとめ:逆転は“根性”ではなく“仕組み”で起きる

  • 捨てる(行政法・民法に7割)
  • 翌日・3日・7日で忘れない
  • 毎日60字で“書く筋肉”を作る
  • 模試は受験より復習が本体
  • ゼロの日を作らない(15分ルール)

今日の15分が、来年の合格通知に変わります。
スマホに講義をオフライン保存して、今すぐDay1を始めましょう。

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