【40代会社員】家庭と仕事の両立で行政書士試験に一発合格した体験記

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65 【40代会社員】家庭と仕事の両立で一発合格した体験記

「子育てや家事に追われて勉強時間がない」「仕事の責任が重く、帰宅後に机に向かう気力が残らない」──そんな悩みを抱えながら行政書士試験に挑戦する30〜40代は少なくありません。
合格率は10%前後。量をこなすだけでは届きません。

この記事では、40代会社員の私が家庭と仕事を両立しつつ“一発合格”した実録と、同じ状況でも再現できる学習の“型”を共有します。読み終わる頃には、「今日からやること」が1ページにまとまっています。


目次

どうして挑戦したか(動機の棚卸し)

  • キャリアの将来不安:50歳以降の選択肢(副業・独立)を確保したかった
  • 家計の安心:定年後の“食えるスキル”を持ちたい
  • 学び直し:40代でもまだ伸びると証明したかった


一発合格の“再現できる”時間設計

1日の型(平日)

時間帯学習内容ねらい・工夫
朝(出勤前60分)短尺動画×条文音読家族が起きる前に15分×4本で集中(短尺だから崩れにくい)
通勤(往復90分)一問一答+音声DL1-3-7日復習法で自動出題→忘れる前に叩く
昼休み(30分)判例ミニ動画+クイック過去問10分×3ブロックの分割学習で記憶にアンカー
夜(帰宅後60分)記述式“60字テンプレ”1問論点→結論→根拠の型稽古で採点者に届く答案

確保時間の実績:平日約3時間、休日4〜5時間。年間計1,000時間前後
ただし「量」ではなく“質を上げる仕掛け(短尺・分割・反復・型)”で合格点まで圧縮。


40代は“何を捨てるか”で決まる(配分の現実)

結論:行政法+民法=学習時間の7割
それ以外は足切り回避ラインまで。深追いはしない。

科目配分具体策
行政法40%主要条文→頻出論点→過去問エスカレーター方式で周回
民法30%事例→要件効果→条文。図解化+音読で骨格記憶
商法・会社法10%典型論点の“型拾い”のみ(満点狙い禁止)
憲法10%重要判例の結論ワンフレーズ暗記+肢切り訓練
一般知識10%文章理解と個人情報保護・統計の基本で足切り回避

「全部やる」は不合格への最短ルート
40代は「やらないこと」の宣言が学習序盤の最重要タスク。


記憶は“仕組み”で定着させる

  • 短尺(10〜15分)×分割:集中が切れる前に1本完了
  • 1-3-7日復習法:学んだ翌日・3日後・7日後に自動で再出題
  • 音読+手書き10行:条文は耳→口→手の三点攻めで固定
  • 誤答ノートは“写真1枚”:スクショ+1行メモで即リピートできる形に

記述式は“うまさ”より“型”

60字テンプレ(論点→結論→根拠)

  • 例:
    ①本件は「〇〇の許可要件充足」が争点。
    ②Aは要件△△を欠き不許可相当。
    ③根拠は□□条・判例◇◇により行政裁量の範囲外。
  • 毎日1問・制限8分(夜の60分で3周回す日も)
  • 配点キーワード太字で再現(講座の模範でマーカー)
  • 採点目線に合わせる:長文加点なし。要件語・結論語で取る

私が使った講座と“機能レベル”の使い分け

  • スタディング(スマホ軸)
    • 短尺動画が豊富(通勤の片道で1本終わる)
    • AI復習1-3-7日の自動出題/音声DLで圏外OK
    • 平日インプット&小問演習に最適
  • フォーサイト(机学習軸)
    • フルカラー教材で体系理解が進む
    • 専用アプリの暗記カード/進捗可視化が強い
    • 休日の体系整理/記述の根拠固めに最適

併用のコツ

  • 平日:スタディングで回す → 週末:フォーサイトで体系に“糊付け”
  • 併用が難しければ、まずは短尺×オフライン×質問SLA(48h目安)を満たす講座を1本に絞るのも十分合理的

家族・仕事との両立テク(実例ベース)

  • 家族合意は“時間割”でとる:毎晩21:30〜22:30は勉強と家庭会議で明文化
  • 直前期は家事の役割交代:2週間だけ買い出し・洗濯の担当換え
  • 残業日は“最低ライン”を準備音声講義15分×2だけは必ずやる(ゼロ日を作らない

模試とスコア管理(折れない工夫)

  • スコアは“移動平均”で見る:週単位で平均点が右肩ならOK
  • ミスは“種別”で潰す:読み違い/用語混同/時間切れ…原因タグを付ける
  • 本番シミュレーションは2回:時間配分の再現が目的(知識確認ではない)

よくある質問(FAQ)

Q. 家庭が忙しくても本当に合格できますか?
A. 完全な両立は難しいですが、短尺×分割×反復にすれば毎日90分でも得点は伸びます。“ゼロ日を作らない”が最大の分水嶺。

Q. 40代の記憶力が不安です。
A. 時間を延ばすのではなく、復習のタイミングを設計します。1-3-7日を自動で回せる講座機能が味方。

Q. 独学か通信講座か、何が決め手?
A. 40代は時間の単価が高い短尺動画/音声DL/質問SLAの三点が揃う講座は、時間を買う投資です。


体験からの結論(なぜ一発でいけたか)

  1. 学習の“型”を先に決めた(短尺・分割・反復・60字テンプレ)
  2. “捨てる戦略”を宣言(行政法+民法で7割。他は足切り回避)
  3. 家族と仕事のルール化(時間割でゼロ日阻止)

「時間がない」を言い訳にしないために、仕組みを先に作る
これが40代の“勝ち筋”でした。


次の一歩(行動リスト)

  • 講座の無料体験短尺・オフライン・質問SLAをチェック
  • 1週間の“固定スロット”(朝30・昼15・夜30)をカレンダーに入れる
  • 記述式60字テンプレを今日から毎日1問

付録:今日から使える要点リスト
  • 条文暗記は“声に出す+10行手書き”:五感の重ね掛け
  • 誤答はスクショ1枚:説明は1行だけ(長文は見返さない)
  • 一般知識は“文章理解+個人情報保護+統計の基本”だけ先に固める
  • 商法・会社法は深追い禁止:典型論点の肢切り訓練のみ
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