行政書士講座でスタディングとアガルートに絞ったなら、判断はこうです。とにかく費用を抑えてスマホ中心で続けたいならスタディング、分からない所を講師に質問しながら確実に合格したいならアガルート。料金は約3万円と約31万円で10倍近く違いますが、その差は「サポートと実績にいくら払うか」の差です。この記事を読み終えるころには、自分がどちらを申し込むか決まっています。
最初に結論だけ知りたい人のために、両校の立ち位置を一言で表すとこうなります。スタディングは「最安クラスで、続けやすさを最優先した講座」。アガルートは「合格率を公表できる実績と、返金・お祝い金まで用意した本格派」。安さのスタディングか、実績のアガルートか——迷うのは当然です。判断軸を1つずつ見ていきます。
費用を抑えてスマホ中心で続けたいならスタディング。分からない所を講師に質問しながら確実に合格したいならアガルート。料金差は「サポートと実績にいくら払うか」の差です。
(※2026年7月確認済み: 価格・合格率・合格者数は2026年7月時点で各公式サイトを確認した情報です。キャンペーン価格や実績は更新されるため、申込前に各公式サイトで最新の数値を必ず再確認してください。)
まず比較表で全体像をつかむ
迷う7項目を並べました。数字は各公式サイトで確認した値です(確認日は表の下に記載)。
| 項目 | スタディング | アガルート |
|---|---|---|
| 合格目標年度 | 2027年度 | 2027年 |
| 主な価格(税込) | コンプリート 69,400円(ペーパーレス 59,400円) ※2026年11月30日までのキャンペーン価格は58,400円(ペーパーレス53,900円)/ミニマム 34,980円〜 |
入門総合講義 166,320円/入門フル 295,020円(いずれも2027年合格目標・期間限定10%OFF後の表示価格) |
| 合格実績 | 合格率は非公開/合格者数 2023年216名・2024年273名・2025年491名 | 合格率52.59%(令和7年度・全国平均の約3.6倍)/過去4年累計889名 |
| 質問サポート | 学習Q&Aチケット制(1枚2,000円・5枚7,500円・10枚13,000円) | 受講料に含む(質問制度KIKERUKUN。入門カリキュラムはフル100回・ライト50回まで) |
| 記述式の対策 | 記述式解法講座(スタンダード以上)。講師の添削はなし。コンプリートのみ生成AIによる「AI添削」付き(合格答練・合格模試の記述13問) | 記述過去問解説講座(カリキュラムに含む)で解き方と配点の目安を学ぶ。添削の記載は公式サイトになし |
| 合格特典・返金 | この記事では未確認(公式でご確認ください) | 全額返金 または 5万円お祝い金(条件あり) |
| 学習スタイル | スマホ完結・5〜10分の短い講義 | 高密度インプット+過去問演習 |
(※価格は2026年9月26日に公式で確認: スタディングは行政書士合格コース[2027年度合格目標]の公式掲載価格、アガルートは2027年合格目標の期間限定10%OFF後の表示価格(割引期間は2027年3月1日23:59まで。2026年10月6日に公式のキャンペーンページで確認)。合格率52.59%は令和7年度〔2026年9月23日に確認〕、累計889名は令和2〜5年度。スタディングの合格者数は各年度の公式発表値です。)
どっちを選ぶ? 5つの判断軸
表の数字を「自分の決め手」に変える軸を5つに絞りました。上から順に、自分にとってどちらが重いかを考えてみてください。
1. 初期費用 — 差は約28万円
ここはスタディングの圧勝です。コンプリートコースが69,400円(ペーパーレスなら59,400円)、いちばん安いミニマムなら34,980円。コンプリートは2026年11月30日までのキャンペーンで58,400円(ペーパーレス版53,900円)になっています(2026年10月7日確認)。対するアガルートは入門総合講義で166,320円、フルなら295,020円(いずれも期間限定10%OFF後の表示価格)。同じ「初学者向け一式」で比べても、支払う金額はおよそ2.4〜4.3倍変わります。まず予算の上限を決めると、選択肢が一気に絞れます。
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2. 合格実績の開示 — 数字で比べられるのはアガルート
アガルートは合格率52.59%(令和7年度)を公表しています。全国平均のおよそ3.6倍で、過去4年の累計合格者は889名。一方スタディングは合格率を公表しておらず、出しているのは合格者数だけです。とはいえその数は2023年216名、2024年273名、2025年491名と、2年で2倍以上に伸びています。「率で判断したい」ならアガルート、「伸びている勢いを見たい」ならスタディング、という違いです。
3. 質問と記述対策 — 独学のつまずきを埋められるか
ここが料金差の正体です。スタディングの質問は学習Q&Aチケット制で、1枚2,000円、5枚7,500円、10枚13,000円。つまり質問するたびに追加のお金がかかります。講師による記述式の添削もありません(記述は、コンプリートに限り生成AIの「AI添削」で採点を受けられます)。アガルートは質問制度KIKERUKUNが受講料に含まれ、入門カリキュラム/フルなら100回まで講師や有資格者に質問できます。記述式は、カリキュラムに含まれる記述過去問解説講座で、配点の目安と解き方を講義で学ぶ形です。「分からない箇所を人に聞いて解決したい」なら、この差は価格差を上回る価値になります。
4. 続けやすさ — スキマ時間で崩れないか
続けやすさはスタディングに分があります。講義が5〜10分単位で、通勤電車や家事の合間に1本ずつ消化できる設計です。子どもを寝かしつけた後の細切れの時間でも進みます。アガルートもアプリで講義をダウンロードしてオフラインで視聴できますが、1講義あたりの密度が高く、まとまった集中時間を取れる人向きです。平日の学習が「机に向かう1時間」より「移動中の20分×3」に近い人ほど、スタディングが合います。
5. 合格特典・返金 — 受かったら戻ってくるか
アガルートには合格特典があります。条件を満たせば受講料の全額返金、または5万円のお祝い金です(合格体験記やインタビュー協力などの条件あり)。合格できれば実質負担が大きく下がる仕組みで、20万円台という価格の見え方が変わります。スタディングの合格特典はこの記事では確認していないため、申込前に公式でご確認ください。この軸を重く見るなら、アガルートの割高感は和らぎます。
正直に書く、それぞれの弱み
良いところだけ並べても選べません。申し込んでから「聞いてない」とならないよう、弱みを先に出します。
スタディングの弱み
質問が有料チケット制で、講師による記述式の添削がない点がいちばん大きな弱みです(記述の採点は、コンプリートに付く生成AIの「AI添削」に限られます)。分からないところを何度も質問したい初学者には物足りません。合格率が非公表なので「率」で他社と比べられないこと、紙のテキストがオプション扱いで、紙に書き込みたい派には別費用がかかることも押さえておきましょう。安さは、この割り切りとセットです。
スタディングの質問は有料の学習Q&Aチケット制(1枚2,000円〜)で、講師による記述式の添削はありません(AI添削はコンプリートのみ)。合格率も非公表です。安さはこの割り切りとセットだと理解して選んでください。
アガルートの弱み
弱みははっきりしていて、料金が割高な点です。通常プランは20万円台からが中心で、スタディングの数倍。合格特典で取り戻せる可能性はありますが、それは「合格できれば」の話で、初期に支払う金額の大きさは変わりません。教材の密度が高いぶん、1本を軽く流し見して進めたい人には重く感じることもあります。予算が厳しい人には、最初の一歩のハードルが高い講座です。
タイプ別 — あなたはどっち?
軸はわかっても、優先順位は人それぞれです。よくある4タイプで、どちらを選ぶべきかを示します。
とにかく費用を抑えたい人 → スタディング
「まず数万円で始めて、続けられそうか試したい」なら迷わずスタディングです。コンプリートでも69,400円、ミニマムなら34,980円。仮に途中で相性が合わなくても、傷は浅く済みます。独学用の市販教材をそろえるのと大差ない金額で、講義とAIの学習支援まで付くのは大きな強みです。
実績と質問サポートで確実に受かりたい人 → アガルート
「一度で決めたい」「分からない所は講師に聞きたい」なら、価格差を払う価値があるのはアガルートです。合格率52.59%という公表実績、100回まで使える質問制度(入門カリキュラム/フル)、そして合格特典。この3つがそろう安心感は、値段以上に効いてきます。予算に一定の余裕があり、サポートにお金を払う判断ができる人向けです。
今年落ちて再挑戦する人 → 落ちた原因で分ける
不合格がわかった今こそ、教材そのものを見直すタイミングです。ここは「なぜ落ちたか」で選ぶ講座が変わります。あと数点で、演習量が足りなかっただけなら、費用を抑えて2周目に集中できるスタディングで十分です。逆に、分からない箇所を誰にも聞けず伸び悩んだなら、質問制度とフォロー制度(フルはバーチャル校舎・学習サポーター付き)があるアガルートに変えるのが近道です。記述で崩れた人は、アガルートの記述過去問解説講座で解き方を学び直すか、スタディングのコンプリートでAI添削を回すかを比べてください。同じ教材で3周目に入る前に、弱点を埋められる環境かどうかで決めてください。
申し込む前に、2回目の受験者向けの割引も確かめてください。アガルートは行政書士試験の受験票があれば10%OFF、他校の講座から移る人は20%OFFです(2027年合格目標では入門・中上級・上級の各カリキュラム/フルが対象・購入前に申請・2026年10月17日確認)。スタディングを前に買った人は、2027年度の更新版(コンプリート冊子テキスト付38,600円・ペーパーレス版28,600円)が使えます(2026年10月9日確認)。
スキマ時間が学習の中心の人 → スタディング
まとまった勉強時間が取れず、通勤や休憩の細切れ時間が主戦場なら、スマホ完結のスタディングが向いています。5〜10分の講義とAIの復習提案で、机に向かえない日でも学習を止めずに済みます。「毎日1時間の電車時間を得点に変えたい」人の相棒になります。
それぞれをもう少し詳しく
スタディング — 最安クラスで、続けやすさに全振り
スタディングの強みは、価格と続けやすさに徹底的に振り切っている点です。スマホ1台で講義・問題演習・復習まで完結し、講義は5〜10分と短く、0.5〜3倍速に対応。AIが弱点を拾って復習を提案してくれるので、勉強の計画づくりが苦手な人でも手が止まりません。合格者数も2023年216名から2025年491名へと伸びており、低価格でも結果は出ています。割り切っているのはサポートで、質問は有料チケット、講師の記述添削はなし(コンプリートのみ生成AIのAI添削付き)。ここを自分で補える人ほど、コスパは最強になります。40代からスマホ学習で挑む人の具体的な使い勝手は、個別レビューでも紹介しています。
スタディングの評判や機能をもっと知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
▶関連記事:スタディング行政書士講座の評判|40代の低価格スマホ学習【2026年版】
アガルート — 実績と手厚さで、確実に仕留める
アガルートの強みは、公表できる実績とサポートの厚さです。合格率52.59%(令和7年度)は全国平均の約3.6倍で、過去4年の累計合格者は889名。テキストは試験出題の97%をカバーし、質問制度(入門カリキュラム/フルは100回まで)や記述過去問解説講座が受講料に含まれます。さらに、条件を満たせば全額返金または5万円のお祝い金という合格特典まであります。弱みは料金で、通常プランは20万円台からが中心。それでも「一度で確実に受かって、特典で取り返す」という戦い方ができるのは、この講座の大きな魅力です。一発合格を狙う人の学習法は、個別レビューで詳しく解説しています。
アガルートの口コミや一発合格を狙える理由は、こちらの記事が詳しいです。
▶関連記事:【40代からの挑戦を応援】アガルート行政書士講座で一発合格を目指せる理由
運営者がアガルートの無料体験を受けてみた(2025年5月)
私(運営者のこういち)は2025年5月に、アガルートの行政書士講座の無料体験を受けました。講師は電子テキストを画面に映し、線を引く箇所を示しながら進めるので、「どこの話?」と迷いませんでした。難しい法律用語は日常生活の出来事で説明してくれます。テキストはフルカラーで図表が多く、単元ごとに重要度が書かれていました。費用は他社と比べるとやや高いと感じました。スタディングの無料体験は試していないため、2社を体験で比べることはできません。
※2025年5月の体験です。講座の内容は年度ごとに変わります。2026年10月時点の無料体験では、サンプルテキスト(B5・約80ページ)が届き、講義動画を申込日から20日間見られます(2026年10月9日に公式で確認)。
迷ったらこれ
それでも決めきれないなら、判断はこうです。予算に余裕があり、講師への質問サポートまで込みで一度に決めたいならアガルート。予算が最優先で、スキマ時間にスマホで続けたいならスタディング。この2つの分岐で、ほとんどの人は片方に寄ります。
どうしても1つと言われたら、再挑戦組にはアガルートを勧めます。一度落ちた人がもう一年を無駄にしないためにいちばん効くのは、分からない所を人に聞ける環境だからです。質問サポートとフォロー制度、そして合格特典。ここに投資できるなら、次で決められる可能性が上がります。逆に、原因が明確で「あとは演習量だけ」と言い切れるなら、費用を抑えて2周目に集中できるスタディングで十分です。
よくある質問
料金がこれだけ違って、何が変わるのですか?
大きく変わるのは「サポートと実績への投資」です。スタディングの安さは、質問を有料チケット制にし、講師による記述添削を付けない割り切りとセット(記述はコンプリートのみAI添削付き)。アガルートの価格には、質問制度・フォロー制度・公表された合格率・合格特典が含まれます。分からない所を自分で解決できるならスタディング、人に聞きたいならアガルート、という差だと考えてください。
スタディングだけで合格できますか?
できます。合格者数は2023年216名から2025年491名へと着実に増えています。ただし講師の記述添削がなく質問も有料のため、記述対策と疑問の解消を自分で回せることが前提です(コンプリートならAI添削で記述の採点は受けられます)。市販の記述問題集で補う、質問はチケットを絞って要点だけ使う、といった工夫ができる人に向いています。
今から申し込んで2026年11月の試験に間に合いますか?
2026年度試験の受験申込は2026年8月24日で締め切られています。まだ受験申込をしていないなら、今年の試験は受けられません。いま申し込む講座は、2027年度(令和9年度)の試験に向けた学習になります。すでに受験申込を済ませている人向けには、スタディングが2026年度合格目標の直前対策セット・答練模試セットなどを販売しています。アガルートの2026年合格目標のカリキュラムは2026年10月13日で販売を終え、いま申し込めるのは2027年合格目標です。スタディングの初学者向け合格コースも2027年度合格目標のみです(2026年10月16日確認)。
まとめ — 安さのスタディング、実績のアガルート
もう一度整理します。費用を抑えてスマホ中心で続けたいならスタディング、講師への質問サポートまで込みで確実に受かりたいならアガルート。再挑戦で「分からない所を人に聞きたい」人はアガルート、「あとは演習量だけ」の人はスタディングです。
どちらも無料のお試しや資料を用意しています。スタディングは無料講座、アガルートは無料サンプル講義で使い心地を確かめられます。教材との相性を試してから決めれば、大きな失敗はしません。迷っている今が、動き出すチャンスです。
他の講座も含めて比べたい人は、5校をまとめて比較したこちらの記事が便利です。

※本記事は各講座の公式情報と、公開されている受講者の口コミをもとに編集部がまとめた内容です。受講者・合格者への取材は行っていません。効果や成果には個人差があります。価格・合格率・合格特典は変わることがあるため、申込前に各公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。

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