スタディングとフォーサイトで迷っているなら、まず決めることは1つです。「今年(2026年11月)の試験を受けるのか、2027年の試験を目指すのか」。ここで選ぶべき講座が変わります。
今年11月に受験するなら、この2社の比較ではスタディング一択です。フォーサイトの現行セットは2027年試験対策で、公式が「2026年試験には対応しておりません」と明記しているためです。2027年合格を目指すなら、続けやすさと価格のスタディングか、合格実績と給付金のフォーサイトか——この記事はその選び方を、確認済みの数字だけで整理します。
(※2026年7月確認済み:価格・合格実績・対応年度は2026年7月時点で各公式サイトを確認した情報です。申込前に必ず各公式サイトで最新の数値と対応年度を再確認してください。)
【最重要】まず「受験年」を確認する
価格や機能を比べる前に、対応年度を確認してください。ここを間違えると、申し込んだ講座が自分の受験年に使えないという事故が起きます。
- 今年(2026年11月)受験する人(受験申込を済ませた人) → 初学者向けの一式講座は、両社とも2027年目標のみです。スタディングは直前対策セット・答練模試セット[2026年度合格目標]を販売しています(2026年9月26日確認)。フォーサイトの現行バリューセットは2027年試験対策のみで、今年の試験には使えません。
- 2027年の試験を目指す人 → どちらも候補になります。ここから先の比較は、この人向けです。
フォーサイトが2026年11月試験に非対応なのは、公式サイトに「2026年試験には対応しておりません」と明記があるためです(2026年7月確認済み)。今年受験でフォーサイトが気になる場合は、2026年度版の販売が再開されるまで待つ判断になります。
フォーサイトの現行バリューセットは2027年試験対策のみで、2026年11月試験には非対応(公式明記)。今年受験するなら、この2社ではスタディング一択です。申込前に講座の対応年度を必ず確認してください。
比較表でスタディングとフォーサイトを一覧する
2027年合格を前提に、判断材料になる項目を並べました。価格・実績・給付金・質問・目標年度の5点で見比べてください。
| 項目 | スタディング | フォーサイト |
|---|---|---|
| 合格目標年度 | 2027年度合格目標 | 2027年試験対策(現行バリューセット) |
| 今年(2026年11月)受験 | ◎ 対応 | × 非対応(公式明記) |
| 主な価格(税込) | 34,980〜69,400円 (ペーパーレス版はさらに安い) ※コンプリートの2026年11月30日までのキャンペーン価格は58,400円 |
66,800〜94,800円(送料別) |
| 合格実績 | 合格率は非公表/合格者数2025年度491名 | 合格率58.5%(2025年度・全国平均の約4倍) |
| 教育訓練給付金 | 対象外 | 対象(給付率20%・上限10万円) |
| 質問サポート | 学習Q&Aチケット制(有料・1枚2,000円〜) | バリューセット特典で無制限 |
| 記述式添削 | 講師の添削なし(コンプリートは生成AIのAI添削付き) | テキストで補助 |
| 学習スタイル | スマホ完結・AI弱点復習 | フルカラー教材+アプリ「ManaBun」 |
(※スタディングの価格は2026年9月26日に確認した行政書士合格コース[2027年度合格目標]の公式掲載価格、フォーサイトの価格は2027年試験対策バリューセットの公式価格です。合格者数・合格率・給付金の数値も2026年7月に各公式で確認しました。スタディングの行政書士講座は教育訓練給付金の対象外です。)
スタディングとフォーサイトはどんな講座か
スタディング — スマホ1台・低価格で続ける
スタディングの持ち味は、圧倒的な低価格とスマホ完結の続けやすさです。講義は5〜10分単位で0.5〜3倍速に対応し、通勤電車や家事の合間に1本ずつ進められます。回答履歴をAIが分析して次に復習すべき問題を出す「AI弱点復習」があり、「今日は何をやるか」を考えずに学習を回せます。コンプリートコースは税込69,400円(ペーパーレス版59,400円)で、フォーサイトのバリューセット3(94,800円)より25,400円安くなります。2026年11月30日まではキャンペーンで58,400円(ペーパーレス版53,900円)です(2026年10月7日確認)。
合格率は非公表ですが、合格者数は2023年度216名、2024年度273名、2025年度491名と年々伸びています。低価格で始めやすく、続けやすい。忙しい社会人が挫折しにくい設計です。
スタディングの評判や向き不向きは、40代向けの総合レビューで詳しく確認できます。
▶関連記事:スタディング行政書士講座の評判・向き不向き(40代向け総合レビュー)
フォーサイト — 合格実績と手厚い質問サポート
フォーサイトの持ち味は、開示された高い合格実績と質問サポートの手厚さです。合格率は2025年度で58.5%、全国平均の約4倍を公表しています。出題頻度の高い論点に絞った「合格点主義」のフルカラーテキストと、講義・演習・スケジュール管理をまとめたアプリ「ManaBun」で、まとまった机の時間がなくても学習が前に進みます。
質問はバリューセット特典で無制限。定期的に行われるライブ配信講義「eライブスタディ」では、チャット機能で講師にその場で質問できます。バリューセットは66,800円〜94,800円で、教育訓練給付金の対象なら給付率20%・上限10万円が戻ることもあり、実質負担はさらに下がります。ただし現行セットは2027年試験対策である点だけは、申込前に必ず確認してください。
フォーサイトの講座そのものの評判・向き不向きは、こちらの総合レビューが詳しいです。
▶関連記事:フォーサイト行政書士講座の評判・向き不向き(40代向け総合レビュー)
運営者がフォーサイトの無料体験を受けてみた(2025年5月)
私(運営者のこういち)は2025年5月に、フォーサイトの行政書士講座の無料体験を受けました。テキストは薄く、合格に必要な知識に絞られていて、項目ごとにAランクや★5といった重要度が書かれていました。問題集には難易度と時間の目安があり、解説ページにはテキストの該当ページが載っています。復習で戻るときに探す手間がかからず、助かる作りです。残念だったのは、当時は無料で質問できる回数に上限があったことです。スタディングの無料体験は試していないため、2社を体験で比べることはできません。
※2025年5月の体験です。講座の内容は年度ごとに変わります。2026年10月時点では、質問はバリューセット1・2・3なら回数無制限、デジタルプランは10回までです(2026年10月9日に公式で確認)。
5つの判断軸でどっちか決める
1. 受験年で使えるか
今年11月受験ならスタディング。フォーサイトの現行セットは2027年対策のため対象外です。2027年目標なら両方が候補になります。ここが最初のふるいです。
2. 価格・費用対効果
初期費用の安さはスタディングです。コンプリートでも69,400円で、フォーサイトのバリューセット3(94,800円)より25,400円安くつきます。ただし、いちばん安い入口で比べると、フォーサイトのデジタルプラン(29,800円・教材はすべてデジタル)がスタディングのミニマム(34,980円)を下回ります(2026年9月26日確認)。ただしフォーサイトは給付金で20%(上限10万円)が戻ることがあり、条件を満たせば差は縮まります。純粋な支払額を抑えたいならスタディング、給付金込みの実質負担で考えるならフォーサイトも検討の余地があります。
2回目の受験なら、前に使った講座で選び方が変わります。スタディングを前に買った人は、2027年度の更新版(コンプリート冊子テキスト付38,600円・ペーパーレス版28,600円)が使えます。スタディングなど他社の講座からフォーサイトに移る人は、他社乗り換え割引でバリューセット1〜3が1万円引きです(受講証明書類の提出が必要・ほかの割引とは併用不可。2026年10月9日確認)。
▶ 再挑戦の人が使える割引を講座ごとに比べる
3. 合格実績の開示
数字で実績を確かめたいならフォーサイトです。合格率58.5%(2025年度)を公表しています。スタディングは合格率を公表しておらず、合格者数(2025年度491名)での判断になります。実績の見せ方が違う、と理解しておくとよいです。
4. 質問・記述添削のサポート
質問をよくするならフォーサイトが有利です。バリューセット特典で回数無制限、定期開催のライブ配信講義「eライブスタディ」でもチャットで聞けます。スタディングの質問は有料のチケット制(1枚2,000円〜)で、講師による記述式の添削はありません(コンプリートには、記述式の答案を生成AIが採点する「AI添削」が付きます)。記述対策を手厚くしたい人は、この差を重く見るべきです。
5. 学習スタイルとの相性
スキマ時間だけで完結させたいならスタディング。スマホ1台で講義から復習まで回り、AIが復習を提案してくれます。フルカラー教材や紙も併用しながら進めたいならフォーサイトです。自分の勉強場所と時間帯を思い浮かべて選んでください。
2027年目標なら、費用と続けやすさを最優先するならスタディング、合格実績と質問サポートの安心感を取るならフォーサイト。まずは無料体験と資料請求で相性を確かめましょう。
2社の「弱み」も正直に
良い面だけでは選べません。申し込んでから後悔しないよう、弱みも先に押さえておきます。
スタディングの弱みは、サポートの薄さです。質問は有料のチケット制で、1枚2,000円・5枚7,500円・10枚13,000円。回答は7日以内で、試験14日前から試験日までは質問できません。講師による記述式の添削はなく、生成AIの「AI添削」もコンプリートだけなので、ほかのコースでは記述対策を別で組む前提になります。紙教材はオプション扱いです。
フォーサイトの弱みは、返金保証の条件が厳しいこと、そして現行セットが2027年試験対策のみで今年の受験に使えないことです。過去問解説が簡潔で中級者にはやや物足りない場合があります。また、紙の教材が届くのはバリューセットで、デジタルプランは冊子がなくeラーニングだけで学びます。価格もスタディングより高めです。
タイプ別診断|あなたはどっち?
今年(2026年11月)受験する人
フォーサイトの現行セットは来年向けのため、今年の試験の直前対策に使うならスタディングになります。販売しているのは直前対策セット・答練模試セット[2026年度合格目標]です(2026年9月26日確認)。
2027年目標・費用を抑えてスキマ学習したい人
とにかく安く、スマホだけで続けたいならスタディング。通勤や家事の合間に講義1本と復習が終わり、初期費用も5万円台で収まります。記述対策を別で用意できる人に向きます。
2027年目標・実績と質問サポートを重視する人
数字で見える合格実績と、回数を気にせず質問できる環境がほしいならフォーサイト。合格率58.5%(2025年度)の実績と質問無制限の安心感があり、給付金の対象なら実質負担も下げられます。初学者でつまずきが不安な人に向きます。
迷ったらこれ
それでも決めきれないなら、こう考えてください。今年受験するならスタディング。2027年目標で、費用と続けやすさを最優先するならスタディング、合格実績と質問サポートの安心感を取るならフォーサイト。
どちらも無料でお試しできます。スタディングは無料体験で講義とWEBテキスト、問題演習を、フォーサイトは資料請求でサンプル教材を確認できます。2〜3日使ってみて、続けられそうな方を選ぶのが失敗しないコツです。
よくある質問
Q. フォーサイトは今年(2026年11月)の試験には使えないのですか?
はい、現行のバリューセットは使えません。2026年7月時点で販売中のセットはすべて2027年試験対策で、公式が「2026年試験には対応しておりません」と明記しています。今年受験する人(受験申込済み)の直前対策なら、スタディングの直前対策セット・答練模試セット[2026年度合格目標]が候補です(2026年9月26日確認)。
Q. 安いスタディングで、本当に合格できますか?
価格の安さと合格しやすさは別の話です。スタディングの合格者数は2023年度216名から2025年度491名へと増えています。低価格でも合格者は着実に出ています。ただし質問が有料チケット制で、講師の記述添削がない(AI添削はコンプリートのみ)分、疑問の解消と記述対策を自分で回せるかが分かれ目になります。
Q. 記述式が不安です。どちらがいいですか?
質問して解消したい人はフォーサイトが向きます。バリューセット特典で質問が無制限だからです。スタディングは講師による記述式の添削がなく、生成AIの「AI添削」もコンプリートだけなので、ほかのコースでは記述対策を市販の問題集や模試で補う前提になります。記述に不安が強いなら、この差は大きいです。
まとめ — 受験年を決めてから、続けられる方を選ぶ
もう一度、選び方を整理します。
- 今年(2026年11月)受験 → スタディング(フォーサイトの現行セットは2027年対策)
- 2027年目標・費用と続けやすさ重視 → スタディング
- 2027年目標・実績と質問サポート重視 → フォーサイト
申込前に「自分の受験年」と「講座の対応年度」が一致しているかだけは、必ず確認してください。ここさえ外さなければ、あとは続けられる方を選ぶだけです。まずは無料体験と資料請求で、自分に合う方を確かめてみてください。
3校目以降も含めて比較したい人は、行政書士のおすすめ通信講座5選をどうぞ。価格・実績・サポートを一覧できます。

※本記事は、各講座の公式情報・受講者の口コミなどをもとにまとめた内容です。価格・合格実績・対応年度・キャンペーン内容は変わることがあるため、申込前に各公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。実際の効果や成果には個人差があります。

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